英語学習者のみなさんはこんなこと考えませんか?
英語力がどれくらいあれば〇〇でやっていけるのだろうか?
実務で必要とされる英語力は、使用する環境にによって全く変わるのです。
1.日系企業就職
2.外資系企業就職
3.日系企業海外駐在
4.ツアーガイドなど専門職(外国人向け)、翻訳など
5.旅行や友達作り
- じゃあ、一体、どのレベルまで英語を勉強したらいいのか?
- どういうふうに目的を持って勉強したらいいのか?
- 何をどうやったらいいのか?
- 自分の英語力はどうなのか?
- 仕事でつかえるまで、どれくらい時間がかかるのか
こういうことを考えますよね。。。私もずっとそうでしたから、、
日本では、英語学習している人ってとても多いと思いです。
学習法などもは巷に溢れ、有名な本やユーチューバーなど出てきていますね。
この傾向は25年以上前の私の大学生の時から変わらないです
つまり何も変わってない、英語学習に関しては。
英語学習をいきなり始めてみたり、やめてしまって後悔したり、
やっていても自信も持てず、TOIECが目的化したり(これは必要な側面はありますが)
私も、全く英語に関係ない業務についていた時期も長くあれば、外資系務めたこともあり、ただ今は海外駐在です。TOEICは900超えです。
結論は、英語は環境によって必要とされるレベルは全く変わる!!です。それではそれぞれ目安を。
1.日系企業
英語だけに特化して派遣や翻訳などで働く場合は別として、
ある程度で十分やっていける。
じゃあ、ある程度ってどれくらい?
そうですね、TOEICでいうと750ぐらいでしょうか。
正直今言えるのは、TOEICの点数自体はあまり意味を成しませんが。
なぜなら、私はTOEICの点数が900を超えても話せない人はたくさん見てきています。翻訳だけなら問題ないでしょう。(辞書使えますから)
ただ、日系企業は昇進や海外駐在の要件になるところもあるので、
750ぐらいはとっておいたほうがいいでしょう。
少なくてもこれくらいの点数があれば、英語における基礎は身についていると思いますので、
まずこのレベルは英語で仕事をするなら達したほうがいいでしょう。
(これについては別ブログでまた話します)
海外駐在~これも会社によって基準はあると思いますが、850点近く取っていればペーパー上は問題ないと思いますよ。
TOEICの点数にかかる時間の目安。。。。
- 500点から600点は500-600時間(1日3時間半年)
- 600点から700点はプラスで500-600時間(さらに1日3時間半年)
- 700点超え800前半でさらに700-1000時間(さらに1日3時間7-10か月)
- 800点前半~900越え ここは計りづらい。
ただ、蛇足ですが、日系の場合はやはり、会社でのアピールや立ち回り、社内人脈や運も大きいでしょうから、英語が使いたいけれども、無理そうなら、転職してしまうのもありだとは思いますよ。わたしもそうしました。
少し私の話しをしてみますと、、、
- 英語に関して私は、学生時代には海外に興味があり、でも別に勉強もせずたしかTOEICも650とかだったような。。
- でも旅行が好きであちこち行っていました。そこで英語話したりしていみて、、、
- ワーホリも25年前に行ったぐらいです。当時は休学してワーホリにいくなどレアでいろいろとありましたね。
- ただ、結局卒業後は、35歳までは日系企業で英語など全く使わない環境。
- そして、30代半ばでの転職先が外資だったせいで、手っ取り早くTOEIC必死で勉強して基礎を思い出しました。もう必死でしたよ。
- 面接なんてもう英語の面接の対策でとても大変だったと記憶しています。
- いづれにせよ、日系で英語力がそれほどでなくてもとはいっても、
- TOEIC750ぐらいは取って、あとは実務を磨くほうがよっぽどいいのではないでしょう。
結局給料を上げるにも、日系はその先はTOEICとの点数とも比例しませんし、仕事力次第ですからね。.
2.外資系企業
外資にもいろいろあるでしょうが、社内の共通語が英語という想定をします。
その中でも経験からパターンを2つに分けてみると。
- ①上司がネイティブでないパターン
- ②上司やマネジメントがネイティブ
まずは①から。
当然、公用語は英語ですので通常の業務には必要ですがそんなに神経は使いません。
TOEICが750とかあればこちらも基礎力は問題ないでしょう。
ただ、上司が外人ですのでスピーキングは必要です。
別に高度なスピーキング入りません。ビジネス英語の本を2冊ぐらい何度も繰り返し、あとは社内で出てくる言葉を覚えていけば対応できます。(あ、秘書とか通訳とかはちがいますよ)
英語力よりも、上司との関係や社内での立ち振る舞い(よく意見を言わない人間は評価されないと言われますよね?)など日系とは違った部分が求められるます。
ちなみに英語というより、上司に気に入られるかがとても重要。
これは日系の比ではないですね。実力主義とはいいますが、上司次第で結果なんてかわる部分もたくさんあります。
私の最初の外資系企業はこのパターン、
ヨーロッパの企業で、ドイツ人やフランス人が上司になり(上司もコロコロと変わる)ました。
英語は大切ですが、何とかなるという事です。マネージャーで30人ぐらい部下いましたが。。。
まとめると、まずは基礎力をつけ、社内の英語の本でも2,3冊読みつくし、後は上司との関係性なども大切にしながらやっていけば、なんとかなります。恐れずに挑戦してください。
そして、いい経験を積むことができるでしょう。
ただ、これもスタッフクラスかマネージャーによっても変わりますね。
マネージャーになったとたんやめちゃったり首になる人間もいます。これは英語力だけではないですから、これはどこかで詳しく、、、
②上司会社がネイティブの場合
これは英語力は大切です。そもそも英語はできる人も多いし、やはり英語ができないとかなり苦しむと思います。
若い人なら出世にも響くでしょう。
ではできるというのはどのレベル?
通常のコニュニケーションという意味では前述で問題ないでしょう。ただ、この英語力は、
単語をしってるとかTOEICが高得点とかいう話ではもちろんないです。
ただ、もっと深い話であったり、表現であったり、基本にストレスなしで話せるレベルが必要だと思います。
これは洋画を見たり、CNNを聞いたりと幅広い英語に対する接触が日常的に必要で、積み重ねと時間がかかるでしょう。
だから帰国子女とか多いですよね。
私は、①タイプのの外資企業のあとに②タイプのアメリカ本社の外資に転職しましたが、苦労しました。
かなり高いポジションで入ったのですが、英語はたまに歯が立たずに、もう泣きそうでした。
私のレベルはそんなものですし、今更そのレベルまで達していこうという気にはなりませんでした。
この②の転職が、30代の後半でしたが。
確か、35歳でTOEICは825したので、で前職の外資で、まあやっていけてるかなと思っていましたが、
この会社では初めて英語力が大きな壁になりましたね。
表面上はある程度分かっているのですが、なんとなく深いところにはいれないというか、、、
このレベルに対応するには、留学してMBA取ってたとか、少なくても30歳とかから外資系でバリバリやってたとか。
だから、あまり無理しないほうがいいですね。
私はどうしても折り合いも悪く、短期て退職しました。
私は今は面接を英語でする立場、すでに5年で100人ぐらいは優に超えている。プレゼンや交渉も多く、厳しい商談もすべて英語。
今は実務力のほうが絶対的に重要です。英語は単なる手段ですから、一定まで達していればそれほど考えません。
もちろん単語や表現がわからなかったり、
言ってることがわからないときもあります(シンガポールは独特のアクセントですね。フランスやスコットランドもそうでしたが)
今この環境では英語は手段として成立し、やれているので問題ないと思っています。
ただ、今外資系に行くとか、欧米にいったら又、いろいろとやり直す必要があるでしょう。
でもしませんが。
実務で必要とされる英語力は、使用する環境にによって全く変わる
だからそれを明確にして、有限な時間を無駄に使わないようにすることが大事です。
英語を勉強する目的ってなに?
英語学習はきりがない
仕事で使うのか?
日系の企業に入って英語を使いたいのか(貿易や海外にかかわる仕事をしたい)
海外駐在したいのか、
外資系に入って仕事をしたいのか
趣味でつかうのか(友達を増やして世界観を広げる)
生活で使う(海外に住みたい)のか
旅行で使う(旅行で最低限の英語を使いたい、旅行先で外国人とはなしてみたい)
一度考えてみるのをお勧めします。